小袖 江戸のオートクチュール
『小袖 江戸のオートクチュール』(名古屋市博物館で開催中)を見てきました。
すごかった!
画像は図録と、頭に血が上って購入してしまったグッズ(手ぬぐい、ぽち袋)。ちなみにグッズ売り場は展覧会場内にあり、ミュージアムショップでは購入できません。要注意。
書きたいことはいろいろあるのですが、まず、今日一番感激したのが、淀殿のものと伝えられる小袖。
退色もすすみ、中の綿もはみ出したりしていて、衣桁にかけることさえできずにガラスケースに広げられているのです。けれど、きらびやかかつ精緻。
御所車、親子の鳳凰など、当時ではよほど高貴な人しか用いることのできなかったであろう文様がちりばめられています。
きっと、ほんとうに淀殿のものだったんだろうな。
江戸幕府の時代、遠慮も恐れもあっただろうに、それでも伝え続けてきた人がいたんだろうな。
場内をまわっていた松坂屋の方に解説していただきながら、そんなことを思いました。
そうそう、この淀殿の小袖は、これまでほんとうに‘門外不出’で、松坂屋でも大切にされ、ごく一部の人しか見ることができなかったのだそうです。
そして、昭和9年に作成したレプリカ(千總が担当)は、黒、赤、金も鮮やかで、本当に豪華だとか。
後期の展示替えでは、こちらのレプリカが展示されるそうです。
もっとあれこれ書きたいのですが、続きはまた!
| 固定リンク
「おでかけ」カテゴリの記事
- 小袖 江戸のオートクチュール(2008.05.10)
- 端午の節句に(2008.05.06)
- ぎゃらりぃ夢乃蔵(2008.03.13)
- 美の壺・遠州・浮世絵(2008.03.10)
- ごんぎつねの湯(2008.02.25)
「きもの」カテゴリの記事
- 稲垣稔次郎氏の型染め(2008.05.11)
- 小袖 江戸のオートクチュール(2008.05.10)
- 仕立て直し(長襦袢篇)(2008.04.29)
- 江戸のオートクチュール(2008.04.26)
- 涙そうそう?(2008.03.20)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/97165/20877773
この記事へのトラックバック一覧です: 小袖 江戸のオートクチュール:
コメント
面白そうです。
何年か前に丸紅が復元した淀殿の着物(打ち掛け?)を見ましたが、それとはデザインがぜんぜん違うようです。
サントリーに巡回するなら、東京で見ても・・・と思いましたが、来週中には徳川美術館に行かねばならないので、やはりいっしょに見ることにします。ああ、楽しみ。
ついでに、名古屋のおいしいものを買って帰ろうと思います。お菓子、その他、おすすめがありましたら教えてください。
投稿 ひろすけ | 2008年5月11日 (日) 01時23分
ひろすけさん
なんだか淀殿の気概が伝わってくるような小袖でした。丸紅復元のものも見てみたいです。
松坂屋の方のお話は、学芸員のお話とまた雰囲気が違って、これもおもしろかったです。
それと名古屋の人間は「松阪屋」に対してかなり親しみがあるので、質問も気軽にできたりして(笑)
名古屋のおいしいもの…
他地方で喜ばれているもの、他地方に進出していないもの、ちょっと考えてリストアップしてみます。
投稿 花兎 | 2008年5月11日 (日) 09時38分
はい、私も淀殿の小袖は
すばらしいと思いました。
色デザインともに現代でも通用するし、
高貴な感じでした。
どなたかが拝領して、
宝物として保存されていたのでしょうか。
これほどの年月経てこの状態の良さでさうものね。
あるいは、なんと言っても伝ですし(苦笑)
投稿 うまこ | 2008年5月11日 (日) 22時15分
うまこさん
そうですね~。
また、「伝」ゆえいろいろ想像する楽しみも♪
投稿 花兎 | 2008年5月12日 (月) 19時10分