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能楽史事件簿(付「大奥~華の乱~」)

能楽史事件簿
横浜能楽堂 編  岩波書店 刊
(Amazonのリンクが貼れませんでした・・・)
気になっていた本を、図書館で見つけることができました。
横浜能楽堂の公開講座をまとめたものです。
司会はNHKの葛西聖司アナウンサー。
葛西アナと対談、鼎談するのは、表章、篠田正浩、竹本幹夫、津本陽、中島丈博、西野春夫、馬場あき子、松岡心平、水原紫苑、山田智彦の各氏。

世阿弥と義満、その後の足利将軍との関わり、秀吉が能に熱中したこと、写楽=能楽師説・・・などの能楽史の「事件」が語られます。

能好きな人はもちろん、特に能に興味がなくても、歴史好きの人なら楽しめそうな本です。

 
 
ところで、この本では、徳川五代将軍綱吉と能のかかわりについても語られています。
 
そういえば、去年フジテレビ系列で放映されていたドラマ「大奥~華の乱~」。
谷原章介さん演じるところの綱吉が、じゃんじゃか能を舞っていました。
幕臣に
「よいか、忠度はこのように舞うのじゃ」
と教えたり。
大奥で奥女中たちに舞わせたり。
あるときは綱吉の舞囃子の相手をしていた柳沢吉保が、途中で大鼓をくるりと廻し、違う手に持ち替えて打ち始め、
「この方がよい音がすると思いまして」
「そうか、よくやった」
というようなやり取りを(言葉はうろ覚えですが)したりもしていました。
 
このシーンを見たときには、
「んなばかな!」
と思いました。
ですが、この本によれば、綱吉はかなり変わった人だったような。
だとすると、もっと「んなばかな!」ということもあったのかもしれません。
 
それにしても・・・
大鼓はひっくり返しても打てるんでしょーか?!

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コメント

面白そうな本ですね!
私は、横浜能楽堂の館長さんの本を読んで、更にお能に興味が湧いてきました。ここは、こういった企画に積極的なのですね。
違う方面から興味を持って貰う努力も大切ですね。
図書館で借りてみます!

投稿: 熊五郎 | 2006年8月26日 (土) 15時07分

熊五郎さん
横浜能楽堂、魅力的な企画がたくさんありますよね~。
スケジュールを見るたびに、関東方面の方をうらやましく思ってしまいます。
この本も、とっても面白かったです♪

投稿: 花兎 | 2006年8月27日 (日) 08時49分

『能楽史事件簿』、面白いですよね~。
能楽好き+歴史好きな私には
たまらない本です。

徳川綱吉は、犬公方として有名ですが、
能にも現在まで影響のあることを
いろいろしてる人物ですよね。
『大原御幸(小原御幸)』とか
『蝉丸』とかはこの時期の復曲でしたっけ?

大鼓、、、、ひっくり返したら
まともに打てない気がするんですが(汗)
でも変人なら有り得るかも知れません。

投稿: 柏木ゆげひ | 2006年8月30日 (水) 07時25分

柏木さん
綱吉というと、犬公方と忠臣蔵のイメージが強くて、能の関わりはこの本を読むまで知りませんでした。
『大原御幸』や『蝉丸』は好きな曲なので、綱吉さんありがとう!という感じです(笑)

で…疑問が解けてすっきりしました♪>大鼓

投稿: 花兎 | 2006年8月30日 (水) 20時38分

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