« 愛知サマーセミナー | トップページ | 「花よりも花の如く」/「テレプシコーラ」 »

「天鼓」とイヤホンガイド

七夕だったんですよね(いつの話だ)。
 
うっかりしていたら、過ぎてしまっていました。
 
お飾りは作っていたのに、笹を採りにいきそびれていたのが敗因・・・
 
 
もう一つ、逃してしまったのが、七夕の夜に行われた名古屋能楽堂定例公演「天鼓」。
 
大好きな梅田邦久師の「天鼓」は見たかった・・・
 
春に見た「道成寺」は、本当にすばらしかったです。
まず、75歳という年齢が、全く感じられない。
乱拍子から鐘入りまでの動きに隙がない。
鐘入りの跳躍も、本当に高齢に近い人がしているのかと驚くほど、高かった。
 
それに、シテの思い、背景が形になって見えるようでした。
橋掛かりをやってくる時、本当に長い石段を這い上がってくるように見えたのです。
 
そのシテは、もちろんとても美しいのですが、大蛇の怪しさももち、それでも同情できるけなげな女でした。
 
生で見た道成寺の中では、最も印象に残る舞台でした。
 
 
その梅田先生の「天鼓」、見たかった~!
と思っていたら、飯塚恵理人先生の「中年日記」7月8日分に、当日の舞台の様子とイヤホンガイドの原稿が載っていました。
 
名古屋能楽堂では、年に数回、イヤホンガイド付きの公演があります。
イヤホンガイドには賛否両論あるけれど、なるほど、反対意見もわかる気が・・・
 
数年前、名古屋九皐会で、イヤホンをつかってみたことがあります。
が、途中で切ってしまいました。
だいたい「どうせ全部分かるわけじゃないし~」と、舞台中は謡本を開くこともしないので(単に不精)、ガイドを聞くのも面倒、その分、舞台を見ていたいタイプなのです。
 
ただ、イヤホンガイドは、面の解説(作者、伝来まで)、装束の解説もしてくれます。見所がどこかも教えてくれます。その日の特殊演出なども指摘されます。
なので、捨てがたいところもあり・・・
できることなら(不可能だけど)、舞台を見た後に、イヤホンガイドつきで録画を見ることができたら楽しいかも。
 
それに、能は初めて、もしくは二,三度目という人を誘って見に行くとき、イヤホンガイド付きだとありがたいと思います。
そういうとき、イヤホンガイドを勧めるのですが(名古屋能楽堂のは無料だし)、たいてい後で
「これがあったから、楽しめたわ」
と喜ばれます。
「なかったら、どうだったんだろう?」と不安になったりもするんですが、それでもやはり誘ったからには楽しんでもらいたいので、そういわれると、こちらも嬉しいのです。
 
いずれにせよ、イヤホンガイド、試行錯誤を続けて少しずつ変わっていっているようです。これからどのような形になっていくのかも楽しみなので、時々利用してみようと思います。

|

« 愛知サマーセミナー | トップページ | 「花よりも花の如く」/「テレプシコーラ」 »

「能楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 愛知サマーセミナー | トップページ | 「花よりも花の如く」/「テレプシコーラ」 »