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「三味線ざんまい」など群ようこ作品

小唄の名取でもある、群ようこさん。
この本には、群さんが初めて小唄の稽古を受け、小唄の音階、間の取り方に苦心したところから、やがて名取になり、名披露目の舞台を踏むところまでが書かれています。

三味線ざんまい Book 三味線ざんまい

著者:群 ようこ
販売元:角川書店
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群さんは、稽古の様子をかなり詳しく書く一方で、尊敬する師匠の言葉から教える側の気持ちを忖度したり、大人が稽古する意味(自分をリセットすることなど)を考えたりもしています。
 
もしかしたらこの本は、大人になってから邦楽の習い事をした人でないと、わかりにくいところがあるかもしれない。
けれども、大人になってからそういう習い事を始めた殆どの人が、読みながら頷いてしまうと思います。
 
気負わず、力まず、しかし味わいのある本です。
 
ところで群さんの小唄のお師匠様は、これまでも「きものが欲しい!」や「きもの365日」に登場していて、おもしろいおばあちゃまだな~、と思っていました。
 
小美代姐さん花乱万丈」は、このお師匠さまをモデルにした小説。
一人の女の子が花柳界に入り、お座敷で殿様とけんかしたり、戦争で苦労したり、戦後も家族を支えたり・・・たくましい!
楽しく読め、しみじみとします。

小美代姐さん花乱万丈 Book 小美代姐さん花乱万丈

著者:群 ようこ
販売元:集英社
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主人公・小美代は少女時代に五世杵屋栄蔵について長唄の稽古をしています。

そこを読むと、昔の芸事の稽古の厳しさが彷彿とします。

また、全くの余談だけれど、ある友人は五世栄蔵の孫弟子にあたる。そう聞いていたので、この本を彼女に紹介したところ、とても喜ばれ、私まで嬉しくなってしまいました。

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コメント

「きもの365日」は、キモノにハマった年、同じ季節のところを読んでました。
最近読んでません、また読み返してみよう。。。

投稿: kazura | 2006年7月25日 (火) 23時52分

kazuraさん
お仲間~♪
私も同じ季節のところを読んだり、「来月だと何を着たらいいのかな?」と予習に使ったりしています。

投稿: 花兎 | 2006年7月26日 (水) 05時25分

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