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麻の紋付

日曜日、麻の黒紋付を着ている人に会いました。
 
夏の黒紋付は男性も絽が一般的だと思っていましたが、麻のものもあります。
初めてその存在を知ったとき(↑の人が着ていたのを昨年見た)、かなり驚きました。
けれども、江戸時代は麻の振袖やうちかけもあったし、かみしもも麻。
だったら現代で麻の黒紋付があってもいいわけで…
 
 
で、日曜に楽屋を覗いたところ、その知人に会い、どうも麻を着ているようだったので、いろいろ質問してみました。
 
私「あっ、麻ですか?」
彼「麻だよ~。6月っつたって、もう暑いもん」
私「あの、ちょっと画像を…」
 
と、袖口だけ撮らせてもらいました(笑)
060611_13180001_2   
 
もう少し大きな範囲を撮ればよかった。
部屋の片隅で、こそこそと撮影したので、こんな画像しかありません。
これじゃ、何が写っているんだかわからないですよねぇ(笑)
画像クリックすると、ちょっと大きくなります。
生地の雰囲気が、多少は伝わるかも・・・
(それにしてもヘンな写真)
 
触らせてもらったところ、小千谷縮などより地厚で、目が混んでいました。
遠くから、近くから見てみましたが、やはり透けません。
周囲には、他に麻の紋付を着た人も、羽二重の人もいましたが、特にどれが目立つ、ということはありませんでした。
近くでじーっと見ると、紋の出方が微妙に違うくらいでしょうか(絹に抜いた紋は輪郭がはっきりしているのに対し、麻につけられた紋はわずかに滲んだ感じがしました)。
 
しわもそんなには気にならず(といっても袴を着用するので、すわりしわのことは気にしたことが無いようでしたが)、着用後、たたんでおけば皺ものびるということでした。
また、身体にまとわり付かず、動きやすいそうです。
 
着物そのものは現代物のもので、別誂えではないそうです。

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「きもの」カテゴリの記事

コメント

こちらに書き込むのは初めまして、でしょうか。
着物の話など、楽しく読ませていただいてます(^^)

麻の黒紋付、涼しそうですね。

着物は好きな割に何も分かってないので、
いろいろ知りたいです。
でも、本やネットを読んでも良く分からない…(汗)

投稿: 柏木ゆげひ | 2006年6月14日 (水) 10時40分

麻の紋付は私もその昔、東京のお師匠さん(男性でした)から聞いたことがあります。
帷子と呼ばれるものですね。
その頃は盛夏の着物は憧れで、まさか自分が着るようになるとは思ってもみませんでした。

投稿: りら | 2006年6月14日 (水) 14時09分

柏木さん
こんにちは!
いつもお世話になっています~。

麻の紋付って涼しそうですよね。
百福さんのブログで、百福さんとうまこさんが話題にしていらしたので、「着ている人がいるいる」と、取材(?)してきました。

そういえば、柏木さんの着物姿未見です。
機会があったら見せてください~!

投稿: 花兎 | 2006年6月14日 (水) 17時30分

りらさん
あっ、帷子って呼ぶんですね。
いい響きの言葉ですね~。
耳にしただけで涼しくなりそうです。

私も、以前は夏のきものを着るなんて想像外でした。
でも、着てみると嬉しいものなんですよね~。

投稿: 花兎 | 2006年6月14日 (水) 17時38分

花兎さん、情報ありがとうございました。
知り合いの男性が以前男性の夏の礼服には麻があると聞いていたので、うらやましく思っていたのです。
でもまだ実物は見たことがありません。名古屋の夏はとにかく蒸し暑いので麻が一番です。厚手でも涼しいかしら?いつか反物を見つけたら・・・・(でも紋が高いんですよ)

投稿: うまこ | 2006年6月14日 (水) 22時34分

うまこさん
いつもお世話になっています。
おいでいただき、ありがとうございます。
ほんと、名古屋は暑すぎて何とかしないと身が持ちません。
麻の礼装や色無地など、いつか私も作りたいです(お金ためなくちゃ~)。

投稿: 花兎 | 2006年6月15日 (木) 04時48分

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