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芳村五郎治の「船弁慶」

NHK教育「芸能花舞台」、今回の放送は「伝説の至芸~芳村五郎治~」でした。
長唄の芳村五郎治の最晩年の舞台の録画「船弁慶」を中心にした放送でした。
 
長唄「船弁慶」。
前半の、義経と別れる静御前はやさしく、たおやかで、後半は本当に知盛の亡霊とする墨を流したような雲が見えるかというような迫力でした。
 
芳村五郎治は当時92歳か93歳のはずで、数ヵ月後になくなっているのですが、そんなことを想像できないほど背筋が伸び、つややかな声、力のある唄でした。
90歳を過ぎても歌舞伎座に出勤していたというのも、納得するエネルギー、安定感が画面から伝わってきました。
名人というものは確かにいるもんだと思いました。

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「伝統芸能」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
こちらこそ、コメントとトラックバックありがとうございました。

本当に不思議な縁で、自分自身は俗っぽい人間なので、伝統芸能のことは未だに全く知りませんが、10年以上経って、あらためて素晴らしい人間国宝のことを偶然思い出すことができたのですから。

そして先日、ふとまた思い出して、検索エンジンで「芳村五郎治」と入れてみたら、花兎さんの記事を見つけたというわけです。

話は変わりますが、花兎さんは名古屋の方なのですね。僕もまた名古屋に縁があります。自分のブログに最近こんな記事 http://blog.so-net.ne.jp/amegoza/2006-10-30 を書き、名古屋への愛着を表現したつもりだったのですが、これを読んだ名古屋の友人から「名古屋を馬鹿にしてる」と言われて心外でした(苦笑)。

投稿: あめちん | 2006年11月14日 (火) 22時27分

あめちんさん
あめちんさんのブログの件の記事を読んできました。
えっ?まったく名古屋を馬鹿にしてるとは感じませんでしたよ。

ところでちょっとびっくりしましたが、同学年のようです(笑)
あめちんさんが名古屋と縁をもたれた年に、私も18歳で、進学のために上京しました。
インターネットって不思議ですね。

投稿: 花兎 | 2006年11月15日 (水) 19時36分

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» 長唄の芳村五郎治 [Amegoza BLOGUE]
夜中に偶然テレビをつけて、チャンネルを回していたら、NHK教育テレビで「芸能花舞台 http://www.nhk.or.jp/hanabutai」というのをやっていました。 伝説の至芸・長唄の芳村五郎治という人の特集をやっていましたが、すぐにピンときて昔のことを思い出しました。都内の大学病院で研修医1年目の時に、脳内出血で意識のない状態で集中治療室に緊急入院してきたこの人を、僕が研修医として受け持ち(もちろん指導医のドクターはいました)、夜中遅くまで病院に残ったりしましたが、確か1日か2日で亡... [続きを読む]

受信: 2006年11月13日 (月) 00時26分

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