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河東節道成寺

先日、ふとテレビをつけたら、日本舞踊の映像が流れていた。

濃茶の地いっぱいに満開の枝垂桜を描いた着物に、やわらかそうな紫の細帯を片流しにした女性が舞っている。
あまりに美しくて、そのまま見続けてしまった。

衣装に惹かれて見始めたのだが、その舞もまた、すごかった。
日本舞踊のことがよくわからないので、「すごい」としか言いようがないのだが、只者ではない感じがする。

かなり身幅を広く作ったらしい衣装の裾が、自在に、足元で生き物のようにくねくね動く。
頭には烏帽子。
流れている唄を聴くと、道成寺らしい。
振りも能の『道成寺』をかなり意識した構成になっていた。
鐘入りもあり、後には髪を乱し、長袴での舞いになった。

そうでありながら、能の「まね」などにとどまらない、独自の迫力が、テレビ画面からでさえ伝わってくる。

テレビを見ながら、この人の生の舞台を見てみたいと思った。

後でわかったが、その人は、高濱流光妙(たかはまりゅう みつたえ)という人で、昨年12月に81歳でなくなっていて、その番組は彼女の追悼番組だった。

もっと前から知っていたら、この人の生の舞台を見られたのに、と残念に思ったが、録画映像であっても、この『道成寺』を見られたのは幸いだった。
この放送は、NHK教育の『芸能花舞台』で、再放送もあるので、録画しておこうと思う。

調べたら、写真集やビデオもあるらしい。
今度、図書館で見てみようと思う。

高濱流光妙写真集(株式会社日本舞踊社 刊)

舞踊―森田拾史郎写真集 舞踊―森田拾史郎写真集

著者:森田 拾史郎,多田 富雄,北潟 喜久,ダラム ヴァレリー,秦 恒平,平野 英俊
販売元:ビイング・ネット・プレス
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